樫本大進 / Daishin Kashimoto / 100violinist.com
1979年ロンドン生まれ。恵藤久美子、田中直子、ザハール・ブロン、ライナー・クスマウル氏に師事。
1996年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーの両国際音楽コンクールでの1位をはじめとして、5つの権威ある国際コンクールにて優勝。当時50年の歴史を誇るロン=ティボー国際音楽コンクールでは史上最年少優勝という快挙で世界の注目をあびた。
NHK-TVでは、演奏会やドキュメンタリー番組が放送され、大河ドラマ「利家とまつ」では紀行テーマを演奏。これまでマゼール、小澤征爾、ヤンソンス、チョン・ミョンフンなどの著名指揮者の下、国内外のオーケストラと共演。1995年アリオン音楽賞、97年出光音楽賞、モービル音楽賞、1998年新日鉄音楽賞フレッシュアーチスト賞、平成9年度芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。
Youtube : 樫本大進 : Waldbühne 2012 - Daishin Kashimoto plays Tchaikovsky's Sérénade mélancolique
近年の活動には、2004年、パリとウィーンにてメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ニ短調での大成功、ロンドン、バービカンホールにてイギリス室内管弦楽団との共演、2005年ナント及び東京でのラ・フォル・ジュルネ音楽祭出演、ドレスデン音楽祭でのリサイタルなどがある。2005年2~3月には日本で3年振りにリサイタル・ツアーを行い、音楽的な大きな成長が各誌で絶賛され、7月にはチョン・ミョンフン指揮/東京フィルハーモニー交響楽団と3回の演奏会で共演(ショスタコーヴィチの1番、ブルッフ)し、大成功を収めている。 室内楽にも意欲的に取り組み、ギドン・クレーメル、ミッシャ・マイスキー、エマニュエル・パユやポール・メイエなどの著名演奏家とも共演を重ねている。 2007年2~3月、初めての無伴奏ツアーを日本で行い絶賛を博した。5~6月にはプレトニョフ指揮/ロシア・ナショナル管弦楽団とモスクワ及び東京での演奏会を行っている。9月にはソウルにてソウル・フィルハーモニー(指揮:ポール・メイエ)、香港にて香港シンフォニエッタ、日本で東京都交響楽団(札幌公演)と東京交響楽団(サントリーホール)(以上ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲)と共演。2008年2月には、東京フィル(指揮:ダニエル・ハーディング)とチャイコフスキーの協奏曲を演奏。 2007年10月、兵庫県赤穂市にて音楽監督を務める室内楽音楽祭「第1回赤穂国際音楽祭」が開催され大きな話題となった。
2009年世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターに内定。
使用楽器は1674年製アンドレア・グヮルネリ。
樫本大進 日本語公式ホームページ
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樫本大進 on Amazon.co.jp
リサイタル情報は、
2010年5月17日作成更新
樫本大進 : おすすめのアルバム
樫本大進 : ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番

樫本大進(1979年生まれ)は、96年にロン=ティボー・コンクールで史上最年少優勝を果たした。その後録音された2枚のアルバムから、名作ソナタ2曲を収録。彼の魅力が凝縮された1枚だ。ソニークラシック ベスト100。
【収録曲】
1-4. ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調op.24「春」(ベートーヴェン)
5-8. ヴァイオリン・ソナタ イ長調 (フランク)
ピアノ:イタマール・ゴラン
: ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番

樫本大進 : パッショナータ

樫本大進の2ndアルバムは室内楽での評価が高いイタマール・ゴランとの共演。名曲フランクのソナタでの伸びやかな演奏のほか、グリーグでの歌心やプーランクでの鮮やかな技巧が楽しめる。(CDジャーナル)

1-3. ピアノとヴァイオリンのためのソナタ(プーランク)
4-6. ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調op.45(グリーグ)
7-10. ヴァイオリン・ソナタ イ長調(フランク)